Urban Planning Workshop

Urban Planning Workshop

 サービスデザインのアプローチを用いた、まちづくりプロジェクトのワークショップ

– 大手都市開発事業者様-

実施時期:2025年12月 計2回開催

Planning

Learning

複数の企業・部署・専門領域が関わるまちづくりプロジェクトにおいて、サービスデザインのアプローチを用いたワークショップを企画・実施しました。組織の枠を超えた対話を促進し、関係者全員が納得できる「まちづくりの方向性」を共創によって導き出す仕組みを設計しました。

WHY

日本企業では、組織構造が縦割りになりやすく、部署や立場を超えてフラットに議論することが難しいケースがあります。
その結果、十分なコンセプト検討が行われないまま、既存の流れや制約条件によってプロジェクトの方向性が定まってしまうことも少なくありません。
本プロジェクトではまちづくりという大きなテーマの中で、担当部門だけではなく、関連会社や行政といった多くのステークホルダーが関わる構図となり、意思決定の拠り所となる「芯のあるコンセプト」を納得感を伴ってつくる必要がありました。

FOCUS

私たちは、欧州で広く用いられているサービスデザインの手法をベースに、今回のプロジェクトの根幹に焦点を当てた独自のフレームワークを開発しました。理論に裏付けられた手法でありながら、目の前の課題にフルカスタマイズした設計とすることで、参加者から自然に意見を引き出し、限られた時間の中でも建設的で前向きな議論を生み出しました。欧州の先進的な手法から学びつつ、それぞれのプロジェクトに最適化できるのは Build Visionの強みでもあります。

PROCESS

・プロジェクトの目的・進め方の共有
・ワークショップの設計・企画
・参加者へのアナウンス
・ワークショップのファシリテーション
・レポート作成・分析

OUTCOME

二種類のフレームワークを用いたワークショップを、それぞれ別日程で実施しました。その結果、これまでの議論では見落とされていた視点や、メンバー間の認識・期待値の違いが可視化されました。これらの気づきは、今後の意思決定やコンセプト策定に直結する重要なエレメントとして整理され、プロジェクトを前進させる土台となりました

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